沈まぬ太陽



沈まぬJ〇L!?

日航の経営危機で大騒ぎしている最中に公開とりなんとも皮肉ですね。見る側にとってはリアリティがあり面白いけど。経営者幹部はさぞかしお怒りかと。フィクションとはいえ、なんで日航があそこまで大赤字になったのか、わかった気がしますよ。果たして日航は沈むのか?!浮上するのか!?

いつもだったらハリウッド映画大好きな私としては、「ゴースト ニューヨークの幻」をひきあいに出している「きみがぼくを見つけた日」を見る予定だったんですが、2週間ほど前からあの骨太ドラマではまってしまった「白い巨塔」や「華麗なる一族』の山崎豊子原作、しかも渡辺謙主演ということで魂が引き寄せられて見てきました。

若輩ながら働く者として痛恨の作品でした!

懲罰人事をされながらも会社を辞めなかった恩地の生き方、信念を貫いた生き方、とても真似できません。働くものとして、サラリーマンっていったい何なんだろう?人生の半分を費やす会社って何だろう?っておもいます。そして妻や子供たちも巻き込む会社の、というか同僚の行天のやり方には怒りというよりも人間として見ていて見苦しかったです。特に最後の行天が恩地にケニア行きを伝えたシーンは、心の中でぶん殴ってました

また天下り社長をはじめ、経営陣の怠慢な行動。それと政府がからんできてこれまた“お国のため”とはいいながらも結局は自分たちの権力維持しか考えていないありさまが現実と交差してしまいました

その一番の象徴が、政治家や国民航空の経営陣たちが事あることに料亭で酒と芸者三昧っだったこと!こ、これは過去の自民党政治のやり方じゃーん!と真っ先に頭に浮かんだ

首相によって送り込まれた国見会長。彼もまた政治家たちの駒なんだろうな、とおもったけど、元旦一番のフライト機を恩地とともに見送った姿を見て希望が見えました。反対に経営陣は海の上で女と酒三昧。対照的な元旦の朝でした。が、やっとホテル買収やドル先物買いで反撃が始まった!とおもったら・・・

結局恩地はまたケニアに行きましたが、その時は自ら行きたいとおもった、という気持ちが、視界をさえぎるものがないアフリカの大自然の映像とそしてあの太陽を見ていてぼんやりとわかった気持ちがしました。

サラリーマンって、ほんと辛いよな。。。


最後に一言。どんな企業であれ、


安全第一!


2009/10/24 映画館にて鑑賞 





スッチー(あ、もう死語か)の制服を見たら、スチュワーデス物語を思い出した。あの頃は鶴のマークのジャンボに憧れてたんだけど、今はまったくそんな想いが無いのが悲しいですね。

社長が遺族に水ひっかけられたとき、遺族のカーペトよりも先に社長のズボンを拭いた行天を見たときには、行天はこれで終わりだ!とおもった!

たくさんの棺が並べられた映像はおぞましかった。。。

TVで日航は組合がたくさんあって複雑だ、ということを聞いたけど、確かに複雑だよな〜

 香川照之、先週は勝ち組みだったのに今週は負け組か・・・

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Comments

  • 管理人
  • 2009/11/09 18:51
>vicさん、
ストレス溜めずに働ければいいですよね。
ちょっとしたことで落ち込むのに、
恩地のような立場、会社だったら・・・
とっとと辞めてるか鬱になってますよ(苦笑
  • vic
  • 2009/11/08 20:42
最後の〆の一言「安全第一」に爆笑です。

本当に、仕事ってなんなんでしょうね。
人のアイデンティティそのものになってしまっている人達の話でしたね。
でも、どんなに尽くしても、最後に裏切られたりするんですよね。

ストレスためない程度に頑張ろう〜と思って働いている私としては
想像できない世界でした。
  • 管理人
  • 2009/10/31 15:48
>メビウスさん、
そりゃ〜もう日航はおかんむりらしいですね。
せめて経営者たちがあそこにでてきた人たちのようではないことを願います。
そうじゃなきゃ、税金使われるのはいやですもんね。

行天の行動にはすごく腹がたちましたね。
最後地検がきてたけど、逮捕されないと納得いかなかったです。
えふさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

3時間超えの重厚な社会派感動ドラマですけども、劇中で凄い腐敗体質が浮き出ているので、例えフィクションとはいえ、確かに本物の日航さんはおかんむりでしょうねぇ。飛行機が離陸するシーンとかがモロにCGだったので、こんな映画に協力できるかっ!っていう態度があからさまに見えていたようにも思えますw

出世のためならどんな汚い手でも平気で使う行天の行動にはその名の通り仰天!(笑
恩地も最後は彼に一矢報いて行天の悔しそうな顔を拝めると思っただけに、ちょっと歯痒いラストでもありました(汗
  • 管理人
  • 2009/10/25 19:41
>にゅむばななさん、
働く者の側としたら恩地の行動は、
神がかりてきな存在ですよね。
それゆえとても納得できる行動でした。

>yukarinさん、
圧力がすごい!?というので、
日航の幹部の方々は間違っても見ないでしょう。
でも世間では、
朝一上映でもたくさんのひとが鑑賞されていたので、
たくさんの方々がご覧になったとおもいます。

>KLYさん、
わたしも3時間半という長丁場、
もっと見たい!とおもいました。
それだけどっぷりとはまりましたね〜。
日航の債権、、、
前原大臣に託しかないですえね(苦笑)
  • KLY
  • 2009/10/25 16:39
JAL関連の方が観るのは別にどうとも思わないのですが、遺族の方々はどのよう
に思われているのかなと、ちょっと思いました。
それにしても、政治家のいうことを信じてしまった国見と、行天を信じた恩地は
よく似ているようなきがします。どちらも人間の悪意の中にまみれるのが苦手な
ような気がして。
3時間半も観たのにもっと観たい!そう思った作品でした。
古き悪しき政治の裏舞台・・・と思いたいところですけど、少しは改善されているのかしらね?
なんだかJAL騒動と重なって、タイムリーな映画になったかもですね。
NALだし、最後の”フィクション”の強調に笑っちゃいましたw
こんばんは♪
日航関連の方々はこの映画を観るんかなーと気になります^^;
経営危機もこんな感じからきたんでしょうかね。
私も本来ならば「きみがぼくを見つけた日」を観るんですが渡辺謙さん好きだし、山崎豊子さんの原作のドラマは面白いですもんねぇ。こっちを取りました。
ほんと、同じ働く者としては恩地元の行動は格好いいどころではない、まさに生き様を見せられた!
そんな感じでしたね。

そして渡辺謙さんが最高でした!
  • 管理人
  • 2009/10/24 20:59
>えいさん、
人生の半分を費やす会社にあんな仕打ちをされるなんて(涙
会社って何なんだろう?っておもいますよね。
ラストは私にとってはアフリカの大自然がせめてもの救いでした。
こんばんは。
そうですよね。ほとんどの人にとって、
会社は人生の半分を過ごす場所。
特に、終身雇用制が信じられていたこの時代はそうでした。
ただ、それだけにあのラストはつらい。
映像も言葉もかっこいいのだけど、
なんともすっきりしない終わり方でした。
原作がそうだから仕方ないのでyそうけど…。

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